Fender Telecaster ver. MIYAVIの作り方 その3

では、なぜ1年かかったのか。


1つの大きな理由はSustainerのバージョンです。


ヤフオクでSustainerの搭載されているギターを落札して、

そっから取り外して載せ直せばいいじゃん!


間違ってはないです。


MIYAVIのピックアップセレクターを見ると、固定されているようですし、

しかもSustainer用のボリュームコントロールがありません。


フロントピックアップは使ってないのでは?と思います。


Sustainer Driverは大きく分けて2種類あって、

Sustainerにしか使えないものと、ピックアップとしても使えるものがあります。


多分、MIYAVIはピックアップとして使っていません。

なら、どのバージョンでもほとんど問題ありません。

(ほとんど、ですよ?)


しかし、ワタシのこだわりとして、

ギターとして他にも使えるべきである。というのであれば、

Sustainerボリュームと、フロントピックアップは必須です。


MIYAVIと同じ外観で同じ機能があればいい!!

という方はそれはそれで間違ってないです。


で、バージョンとしてはSustainer Lite(だっけな?)と

フルモードSustainerの他に、フロントピックアップとして使えるか否か、

その上でSustainerの基盤がリアがシングルパッシブピックアップに適合しているか?

というのがあります。


リアピックアップの適合に関して基板が5~6種類ありますし、

それは「運」です。

(基板を解析すればわかりますが、キットは無作為に送られてきます)

(そもそもキットを手に入れるのが困難です)


ヤフオクで出ているSustainer搭載ギターを見ていただくとわかるのですが、

基本、リアピックアップはハムバッカーです。


合う基板を持つSustainerとピックアップとして使えるSustainerを手に入れるのに

半年かかりました。

(最終的には豊中にある工房に泣きつきキットを分けていただきました)


配線が間違っていないのに、うまく作動しないSustainer。。。

精神的にゴリゴリキます。


キットを手に入れるべきというのは、この部分です。


実は家に何故か、sUSTAINERのドライバーを除く、キットがあったので、

それを流用すればいけるだろうと軽く見てました。


全然無理。


そして、配線もSustainerをきちんと機能させようと思うと、

それなりに考えないと配線できません。


Telecasterにはコントロールパネルに2ポッド、1ブレイドスイッチという制約があります。


そのうえでどのようにするか。


ワタシはボリュームポッドをスタック(二重)にして、

上段と下段でそれぞれコントロールできるようにしました。


スタックポッドの入手もなかなか難しいです。

普通は使わないので。


重ねていいます。MIYAVIと同じ外観で同じ機能のギターが欲しい。

というだけならここは無駄な苦労です。


ワタシは、普通にも使えるギターが作りたかったから、

そこまで苦労したのです。


では次回は、もう一つの苦労を。

ジャズの定番曲から学ぶ音楽理論らしきもの

「JAZZ STANDARD BIBLE」掲載曲を用いた ギター教室で習ったことをまとめていくブログです。 機材などなどの投稿も予定していますが、 音楽理論的な投稿は基本ギター教室で習ったあとにその内容を投稿しますので、 一週間に一度程度の更新予定です。 (初期は基本理論の部分で頻度は少し増えるかもしれません)

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