第四回:AIREGIN(予習その1)

AIREGIN


どうやら自分が持っている楽譜は一般的ではないらしい。

ので、スキャンしてアップする必要があるかな?

さて、キーはフラット記号が4つのFm。

Intro:/ Fm7 / G♭7 / Fm7 / G♭7 /

A:/ Fm / C7(#9) / Fm / F7(♭9) / B♭m / F7(#9) / B♭m / B♭7 /

B:/ D♭maj7 / Dm7 G7 / Cmaj7 / C#m7 F#7 / Bmaj7 / Cm7 F7 / B♭maj7 / B♭maj7 / B♭m7 / E♭7 / A♭maj7 / Gm7(♭5) C7 /

A:

C:/ D♭maj7 / Dm7(♭5) G7 / Cm7(♭5) / F7 / B♭m7 / E♭7 / A♭ / A♭( Gm7(♭5)  C7(♭9) )


SOLO FORM A-B-A-C

Coda:/ A♭ / A♭ /

Codaはすべてのソロが修了したあとのラストテーマのときにのみCメロ6小節目のあとに進行


さて、Fマイナーのダイアトニックコードをば。

ここで困るのは、

ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーがあること。


Fのナチュラルマイナーダイアトニック

Fm7

Gm7(♭5)

A♭maj7

B♭m7

Cm7

D♭maj7

E♭7

(実はこれだけじゃないんだが。。。)


Fのハーモニックマイナーダイアトニック

Fmmaj7

Gm7(♭5)

A♭maj7(#5)

B♭m7

C7

D♭maj7

Edim7

(コレもこれだけじゃない)


Fのメロディックマイナーダイアトニック

Fmmaj7

Gm7

A♭maj7(#5)

B♭7

C7

D♭7(♭5)

Em7(♭5)

(コレまたこれだけじゃない。。。)


で結局何が違うかというと、

マイナースケールってのに少なくとも3種類あるということ。

メジャースケールってのは基本1種類なので、

I(全音)II(全音)III(半音)IV(全音)V(全音)VI(全音)VII(半音)I

で成り立っているので、その上に成り立つコードってのは、

一意に決まるのだけど、

マイナースケールは複数あるので、

どのマイナースケールを選ぶかによって、

その上に成り立つコードの構成音ってのは当然異なる。


Fのナチュラルマイナースケールは

F G A♭ B♭ C D♭ E♭ で構成される

すなわち

I(全音)II(半音)III(全音)IV(全音)V(半音)VI(全音)VII(全音)I

であり

Fのハーモニックマイナースケールは

F G A♭ B♭ C D♭ E で構成される

すなわち

I(全音)II(半音)III(全音)IV(全音)V(半音)VI(半音+全音)VII(全音)I

であり

Fのメロディックマイナースケールは

F G A♭ B♭ C D E で構成される

すなわち

I(全音)II(半音)III(全音)IV(全音)V(全音)VI(全音)VII(半音)I

である。


じゃあ、何が違うの?ってのは次回以降に。


そして薄々気づいていらっしゃるかというかオレも気づいているのだけど、

譜面上のコードの殆どがダイアトニックコードに当てはまらない。。。


さて、どうしたものか?

ジャズの定番曲から学ぶ音楽理論らしきもの

「JAZZ STANDARD BIBLE」掲載曲を用いた ギター教室で習ったことをまとめていくブログです。 機材などなどの投稿も予定していますが、 音楽理論的な投稿は基本ギター教室で習ったあとにその内容を投稿しますので、 一週間に一度程度の更新予定です。 (初期は基本理論の部分で頻度は少し増えるかもしれません)

0コメント

  • 1000 / 1000