Grassroots G-SN-62TOレビュー(その6)

とりあえず。。。

今回の改造を全くおすすめできない最大の理由に費用面があります。


工賃などは、多分一番安いであろうESPのBIGBOSS御茶ノ水駅前店の価格表から。

パーツは、基本的には一番安いであろうサウンドハウスの価格(2019年9月21日現在)から。

(税抜価格で記載します)


基本的にはちょっとヤバイぐらいものすごく良くできたギターです。

パーツは当然ながら、というか仕方がないというか。。。

基本的には廉価なOEMノーブランドものを使用していますけど、

そういうのはホント二の次というか、

そもそも大村孝佳さんが監修している時点で、ある程度担保されているわけで。


とはいえ、本気で使うならトレモロだけは変えたほうがいいと思います。

で、一番信頼が置けて、かつ一般的なシンクロナイズドトレモロといえば、

GOTOH製なわけで。。。


GE101T Goldが6,380円。

これ買って載せ替えるだけで、もうホント十分なはずです。

シンクロナイズドトレモロの搭載ってちょっと難しいのですが、

まぁそこは。。。ね?(何がだ)


一応、BIGBOSS御茶ノ水店では、ネジ穴が合えば工賃3,000円で交換してくれます。

まぁ、ほんと税別合計9,380円で済むならそれが一番。


さて、今回の改造を全てサウンドハウスで買えるものはサウンドハウスで買って、

買えないものは(ピックアップなんですが。。。)まぁ、なんとかして、

全部、BIGBOSS御茶ノ水店で加工してもらったとして。。。


値段表にないものもありますので、そこは自分でやったとしましょう。

(軽微なものとか特殊なものとか、さすがに掲載されていないので)


まずパーツです。

チューニングペグ

:GOTOH SG360-HAPM-07-L6-Gold:8,280円


ぺグにつけるチューナー

:DADDARIO PW-CT-21 NS Micro Clip Free Tuner:1,670円


トレモロ

:ESP FLICKER III CR:39,500円

(サウンドハウスではゴールドはWebストア上にリストがありません)

ちなみにカタログではクロームとゴールドの価格差は

定価で2,000円差なので+2,000円の41,500円としておきます。


ネックジョイントプレート

:ESP NECK SET PLATE スターカットタイプ Gold:980円


ココまでが共通ですね。


シングルピックアップバージョンについて

ピックアップ

:Seymour Duncan STK-S1n/STK-S1b:9,350円×2

カタログからはもう既に外れている製品ですが、ESP系列のお店では買えます。


3Ways Blade Switch

:MONTREUX OAK 3way switch:1,180円

いや、何でもいいんですけどね。ほんとに。


一応、可変抵抗も変えておくと。。。

:CTSあたりの可変抵抗×2(ミリサイズ):2,000円

いや、ほんとこのあたりもどうでもいいというか。


コンデンサーとかもどうでもいいので1,000円ぐらいで。


ノブは変えるかどうかわかりませんけど。

変えたとして500円もあれば。


でEMGバージョン

ピックアップ

EMG 85:9,580円

EMG 81:9,080円

(ブラックの樹脂カバーのものです)


で同包されているパーツである程度なんとかなるのですけど。

ソルダレス(ハンダなし)で行くならば

3Ways Blade Switch

:EMG 3-POS STRAT:2,980円


で、実はものすごく重要なことがあって。。。

EMGはインチサイズなんです。

でGrassrootsのギターはミリサイズが基本です。

ので、フォンジャックがインチサイズのは使えない。

というか、そもそもEMGに同包されているフォンジャックは

ストラトザグリでは使いづらい。

(ソルダレスのために場所をとるので、入らないというか。。。)


舟形ジャックを買うか、

ミリサイズのステレオフォンジャックを買ってハンダつけするか。


オススメはハンダです。

というのはシングルピックアップバージョンと、

ハムバッカーバージョンの載せ替えを簡単にする方法の一部で

どうせハンダ付けが必要だからです。


ま、1,000円ちょっとなので、1,000円で。


であと実は必要なのは、ネジ。


シングルピックアップの方は、ほぼもともとついてるネジでいけます。

(ワタシは嫌だったので一部変えましたが)

EMGの方はインチサイズだということなどあり、

ゴールドのネジを買いまくるということになります。


主に、ピックアップ切り替えスイッチの固定ネジ。

ALLPARTS

GS-3263-002 Pack of 8 Gold Switch Mounting Screws

580円


で、いちばん重要なEMG用のピックガード。

BIGBOSSで作ってもらうと、10,000円(だったかな?)

とピックガードの塩ビ板代。(コレが意外と高い)

面取り加工:2,000円

合わせると20,000円弱。


本体部分のパーツ代 計:52,430円

シングルピックアップのパーツ代 計:23,380円

EMGのパーツ代 計:42,220円

パーツ代合計:118,030円


とっくにギター本体代金超えてます。

(さらにパーツが全部列挙できたか自信がない)


さて、ココから工賃です。

ペグ交換:2,000円

(チューナーは自分でつけるなり何なりで)

スキャロップ加工:30,000円

(アレ?頼みゃよかったかな。。。さすが安い)

EMG用バッテリーボックスのザグリを依頼するなら:6,000円

トレモロの交換:3,000円

ピックアップ交換(1個):4,000円

追加で1個あたり:+2,000円

EMGアッセンブリーは自分でやりましょ、ソルダレスだし。配線チェックで4,000円

で、切り替えが可能になるようにするのは、値段がわからないので、

自分でやったらすごく安いですけど。。。

やってもらうとそれなりの値段になると思います。


加工賃 計:51,000円


総合計:169,030円

にギター本体代(定価)62,000円が足されて。。。

231,030円


あの。。。Edwardsの7弦ピンクちゃん買えますし。。。

当然、Edwardsの6弦ピンクちゃんでも買えます。


とはいえ、6弦ピンクちゃんをEMGバージョンにすると

今回のEMGパーツ代の一部はかかりますけどね。


でもEdwards6弦ピンクちゃんの定価が185,000円

差額46,000円程度もかかるかというと、かからない。

FlickerIII載っけちゃうと色々と、ってなりますけどね。


で、今回、オレは

ブラスナット+EVOフレットをやってるので。。。

Jescar EVO58118:5,780円

ブラスナットが何でも良ければ1,500円したかなぁ?しなかったかなぁ?

さ、工賃。

ブラスナット交換(加工含む):10,000円

フレット交換:30,000円

パーツ代 計:7,280円

工賃 計:40,000円

合計:47,280円


上の231,030円に47,280円足して。。。278,310円


な?(何がだ)


他にも色々やってますので総合計は多分30万円ぐらい。


な?(何がだ)


今回はネタでやってるので、

(あとは各加工の経験)

コストパフォーマンスは全無視です。


でも、ミニギターで30万ってマジでありえないので。。。

もちろんESPの大村さんSnapperには全然値段でたどり着けませんけど。

そもそも、ミニギターでたどり着くつもりなのか、そこ?ってなハナシで。

値段がたどり着いても、そこじゃないでしょ?ってハナシで。


本当におすすめできません!!はい。

ジャズの定番曲から学ぶ音楽理論らしきもの

「JAZZ STANDARD BIBLE」掲載曲を用いた ギター教室で習ったことをまとめていくブログです。 機材などなどの投稿も予定していますが、 音楽理論的な投稿は基本ギター教室で習ったあとにその内容を投稿しますので、 一週間に一度程度の更新予定です。 (初期は基本理論の部分で頻度は少し増えるかもしれません)

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