Grassroots G-SN-62TOレビュー(その1)

先に記しておくと。

オレはいつもは27インチスケールの8弦を弾いてるわけで。


それに対して、このギターは25.5インチスケールの2フレット少なくしたもの。

22.625インチスケールでいいのかな?

577mmとかミリで言われてもちょっとわからん。。。


https://espguitars.co.jp/product/12562/


全然、オレの範疇にないギターなわけです。


でも。。。


結論からまず言っておくと、いい!気になってる人は買え!

弾けなかったあの曲が弾けるかもしれない!!

メーカー小売希望価格62,000円だから、

店頭販売価格は5万円台。


ミニギター?(笑)って思うなら買わなくていい。

そのこだわりは持っててもいいと思う。


ESP系列の時々怖いのは、

シグニチャじゃなくって「プロデュース」っていう楽器。

ミュージシャンプロデュースだと、シグニチャと契約が違う(多分)ので、

価格が抑えられるのだと思うのだけど。。。コストパフォーマンスがおかしい楽器が多い。


そこまでやっといてこの値段っておかしくね?

要は「安すぎね?」ってことなんだけど。。。


IKUOさんプロデュースのEdwardsのベースも実売10万円ちょいで、

ここまでできるの?みたいなベースで。。。


ではきちんとレビュー本題。


まず、弦長(スケール)が89%になったということで、

弦のテンションがだるいのでは?ということが気になるかもしれませんが、

全然大したことありません。

気になる方は弦のゲージを10からか11からにすればいいだけです。

(工場出荷時は10-46ゲージのようです)


チューニングは安定してるの?

ってミニギターにありがちな部分としては、

普通のシンクロナイズドトレモロのギター程度には安定してます。

(ナットの加工が結構きちんとしているためだと思います)


フレット音痴とかないの?無いです。


基本的に隙がないギターです。


シンクロナイズドトレモロなので、

オクターブチューニングもしやすいですし、

ギター弾きたかったけどずっと離れちゃったしなぁ

という大きなお友だちも

ギター始めたいけど、手が小さい

女性や小さなお友達も、

普通のギターを弾くのに何らかの支障がある

そんなお友達もぜひ一回店頭で試すなり何なりして、

ワクワクしていただければいいと思います。


そしてここからが真骨頂!!

89%の弦長ってものすごいのが。。。

あの弾けなかった曲が弾ける可能性が高い!!

ということです。


2フレット分カラダに近いところで弾く、

しかも、ナット幅42mmで通常のギターとほぼ0フレットにおける握りはいっしょ。

で、ブリッジにおいては通常のシンクロナイズドトレモロなので、やはり弦間は一緒。

ギターの構造上、通常0フレットとブリッジと1弦と6弦が作る台形があるのですけど、

その台形の左右の斜辺がより斜めになってるってことになるのですが。


その構造上においてどんな効果があったのかいまいちまだわからないのですが。


Fのコードが弾けないとかそういうのないと思います。


弾きたい曲が弾ける!きちんとした音で!!

ほんとすごいことだと思います。


ここまでがメリットです。

次回はデメリットというか。。。気になった点やらをさらにちょっとだけ深掘りします。

ジャズの定番曲から学ぶ音楽理論らしきもの

「JAZZ STANDARD BIBLE」掲載曲を用いた ギター教室で習ったことをまとめていくブログです。 機材などなどの投稿も予定していますが、 音楽理論的な投稿は基本ギター教室で習ったあとにその内容を投稿しますので、 一週間に一度程度の更新予定です。 (初期は基本理論の部分で頻度は少し増えるかもしれません)

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